サプライムローンの証券化の仕組みを紹介します。ローンの証券化と聞くと、ちょっと意味が理解しずらい部分があります。
そこで金融初心者でもわかるよう、簡単な例え話で説明します。
例え話)飲食店を開業したAさんのケース
※今から話す、Aさんが飲食店を開業する話は、
サプライムローンの証券化と同じ仕組みです。
ある日、Aさんは新しい飲食店を開業しようと計画を立てました。
ですが、Aさんには手持ちの資金がありません。
新しい飲食店を開業するためには、1.000万円が必要なのです。
困ったAさんは、資金を人から集めることにしました。
Aさん「今、お金を出資してくれれば、
飲食店で儲けた後に配当をつけて返します。」
Aさんは、飲食店経営の達人で、信頼されていました。
1口100万円の出資話を作ったところ、出資者が10人集まり、
Aさんの手元には、見事、1.000万円が集まりました。
その後、Aさんは飲食店を開業し、大繁盛させました。
Aさんは、約束通り、出資者に配当を渡します。
出資者は、配当50万円(元金合わせて150万円)を受け取りました。
Aさんは自己資金が無くても開業できましたし、
出資者は、配当を受け取って儲かりました。
めでたし。めでたし。
今の話のように、証券化とは出資話を作ることなのです。
「儲かったら配当を渡します」という約束手形。
これが証券です。サプライムローン証券化も、これと同じ仕組みです。
「サプライムローンは高金利なので儲かります。
出資してくれたら配当を渡します。」
このとき、配当を約束したものを、証券と呼びます。
サプライムローンは、住宅ローンですので、
住宅ローンの契約者から、金利を受け取れます。
ですが、住宅ローンを提供するには、まとまった資金が必要です。
そのため、まとまった資金出資してくれた人を集め、
儲かった後に配当を渡す。
サプライムローン証券化は、こういう仕組みです。